#メンタルヘルス

5月14日

今日はいい天気でしたね。 空は柔らかな日差しを受けて、クリーム色。 これで代々木公園なんかあるいたら、鼻歌で「上を向いて歩いていこう」とか歌っちゃいそうで。 がしかし、そんな天気にもかかわらず自分は家にいた。そう風邪なのである。 朝起きると8時…

5月9日

今日は久々に東京へ帰ってきた。実に10日ぶりだ。 静岡県から鈍行で東京へ向かったのが18:11。 車内は帰宅途中の高校生でいっぱいだった。 トイレがないと発狂してしまうボクは(理由は前回を参照)、車内をトイレがある車両目指して ちょかちょかと歩きな…

5月8日

さて、初日ですね。 今日は6時に起床、朝はんにカレーとレーズンパン、コーヒーをいただきました。 食後、日経新聞を読んで一服していると母が起きてきたのでおはよう! 「あんた手紙読んだ?」と意味不明のことを言ってくる母。 酔っ払った勢いか、2枚に及…

"無色な日々”がスタート

こんばんは、羊です。 みなさん、お元気ですか? ボクは、元気とやばいの中間です。 ゆらゆらとその間をさまよっております。 持病(パニ障と不眠症)が悪化して4月で仕事を辞してからはや一週間。 実家は静岡県沼津市に戻って療養をしておりますが、持病と…

幸せの問題

「幸せ」は不幸の始まりで、不幸は「幸せ」の前兆といえる。 しょせん、人の幸不幸は比較の問題だからである。 「幸せ」な人は、現状に慣れるにしたがって、より多くの「幸せ」を求めてしまい 「幸せ」不足から不幸を引き起こす。 ひるがえって不幸な人は、…

朝6時の力

みなさん、おはようございます。 POKOです。 最近、夜の12時に目を覚まして、必ず朝日を拝むようにしています。 もちろん、時間が変則なため多少体調を崩しますが、普段めったに出会えない光景やら 出来事に遭遇し、大変、波乱に富んだ日常を歩んでおります…

ある日のこと 6

俺がピッツァマルゲリータを頬張っている横でマスターは 新聞を読んでいる。夕刊フジだ。 「満員電車の中、くたびれた顔をして、夕刊フジを読みながら老いぼれてくのはごめんだ」 とかいったパンクバンドがあったけれど、実際大人になってみるとたいていの人…

ある日のこと 5

善意で行ったことが結果として悪意ととられることもあるし 悪意で行ったことが結果として善意ととられることもある。 恩をあだで返すやつが減らないのは、善意と悪意の区別がついていないせいだ。 よくアドバイスに反論する輩というのがあるが、あれはアドバ…

ある日のこと 4

君がいてくれてうれしい。サンキュー。 とにかくそれって、すげーサンキュー。 「この曲の歌詞って最悪だね」ボクはスパゲティーを茹でながら直子に言う。「とにかく、それって、何だよって感じだよ」ははは、聞いちゃいねぇ。 あの後直子は合鍵を使って扉を…

ある日のこと 3

その日、マスターはオアシスのコンサートに行くことになっていて ボクは代わりに店番をしてあげていた(もちろん、料理は出さなかったが)。 直子の抜けた穴を補うために店長が張り出していた「求人」をどこかで 見つけてきたのが洋子だった。 19時を少し過…

新しい自分

こんばんは。 ポコです。 今日は暑かったですね~♪ 赤坂を歩いていたら久々に汗をかきました。 赤坂で何してたって? 赤坂には雇用元の会社があって、そこで雇用を巡ってバトルしてたんです。 このサイトを定期的に読んでいる人はあまりいないと思うので言う…

静かに壊れた

コーヒーラウンジ。 男と女がやるせなさそうにコーヒーをすすっている。 「おい、小夜。昨日さ、俺のプリン食ったろ?」 「食べてないよ。だいたいプリン買ってないし」 黙り込む二人。妙に重い空気で。 「小夜、煙草持ってる?」 「さっき、買ってなかった…

本当の不安の話をしよう

拝啓 いま、あなたはいままであなたが欲したすべてを手に入れている。 仕事、家庭、健康、安定。 もちろん、取り返しの付かないものごとは諦めなくてはならない。 例えば、失ってしまった足のことや、大切にしていた時計、亡くなってしまった祖父、祖母など…

何百キロ

スペインに浮かぶ月、濃紺の海、ワイングラスに少しだけ残った赤ワイン。 グラスの淵を軽く噛む。 無機質だけど、神経質な作りのガラス細工。 でも僕にはそれを噛み砕く勇気はない。 もう何ヶ月もこうして、夜を過ごしている―――――― 死ぬつもりでここに来た筈…

ただそれは壊れていく過程

花見客でごった返す井の頭公園は、息苦しい。 「なんだってこんな日にここでデートなのよ?」彼女は口を尖らす。 肩越しに桜散る、午後の日差しとギターの音。ボンゴ、トコトン。 「でも楽しいけど」 笑顔。唇の影、鼻先の汗が太陽に照らされて。夢中で騒ぎ…

クリアーな脳

精神疾患を抱える日本全国の皆様、pokoです。 べつに日本じゃなくたって精神疾患、つまり精神病に認定されない方も いっぱいいるわけで、誰もが村上春樹の小説の人物みたいに健康で さわやかで、ちょっと害のある人じゃなくたっていいわけです。 ちょっと迷…

吐露

お前に逢いたい。 死ぬほど、、、心から、、、、もう全部なくなってもいいから、お前に逢いたい。 逢って話せたら、もう死んでもいい。 軽々しく死ぬとか言うな。 そう君は言うだろう。もはや、それすら言わないかもしれない。 無関心。 あの頃、ボクは君に…

何もない道を歩く

通勤途中に桜がよく目に付くようになった。 いわずもがな、春だ。 始まりの季節。 春は出会いの季節であり、それは長い目で見れば、別れの始まり。とにかく、春だ。 前後の脈絡の欠片もないが、ボクは何もない道を歩こうとしている。 何もない道をただ歩くん…

reading in English

村上春樹に刺激されて最近英語で本を読んでいるちょっとインテリな羊です。 英語で本を読むことがインテリだって?はっ! と吐き捨てる人がほとんどだと思うのですが、そうではないのです。 ボクは「英語で書かれたものを読む」のではなくて、日本語に翻訳さ…

Poko again!

再び三度ポコ参上でボクの私生活は、堵っと忙しくなった。 それは不条理と呼ぶに差し支えない間断なさで襲い掛かってきて、あっと言う間にボクをひと飲みにし、ボクは以来、思い出の海の底に引きずり込まれたままだ。 柔らかい6月の晴れ間と三鷹のアパート。…

War is over とジョンは言うけれど

♪ 俺たちはさ、平和と希望をくれって言ってるだけなんだ・・・ 「甘いよ、ジョン。甘い」 もしジョン・レノンがボクの友達だったらワインを片手にそう言ったことだろうけど もちろん生きていたとしてもボクと接点があるようには思えないので、 多分言わなかっ…

ドラッグ

海外に出ると大抵の人はドラッグに出会う。 もっと正確に言うと、ドラッグに溺れている人に会うことからドラッグとご対面します。 ドラッグ・・・酒、煙草は言わずもがな、ジャンクフードだってパチンコだって車だって、個人主義ですら立派なドラッグですが…

幻覚障害

最初の目覚ましが鳴ったのは、7時20分だった。 俺はベッドの下から煙草を取りだし、枕元のライターで火を点ける。 煙を燻らしているあいだ、色々なことを考える。―――― 女のこと、禁煙について、きょうの服装から朝飯の算段、朝マック、小諸蕎麦、ピーナツク…

心の病気のケアの仕方

いつもつまらないことばかり書いているので、たまには役に立つ話を。 「パニック障害との付き合い方」 色々な解釈があってボクには「ボクはこういう風にしています」としか書けませんが パニック障害にはその病気と付き合っていく以上に 病気であるあなた自…

自己療法だったはずが・・・

今や、足枷。 というのは、このブログ。最初は自分のためだけに書いていたのですが、そのうち段々と物憂い存在になり果てたのであります。なり下がったというか・・・。とにかく、もう自己療法の手段としては機能しなくなりつつあります。 誰のためにこれを…

ある女の話

女の話をします。 この人と出会ったのは確か2004年の12月。 ボクはその時都内の中華レストランに勤務していて彼女はボクの上司でした。 青山の系列店から移動になってきた30がらみの人で、仕事はお世辞にも出来るほうではなかったし、容姿だって十人並みの代…

語るべきこと

こんばんみ、パニ障×不眠症+プティ鬱で最近、顔面神経痛に悩まされている羊です。 神経症ってぇと、あれさ、なんだかちょっと気の狂った人みたいに思われ勝ちだけど、 最近じゃァ、ちょっと洗練された人たちを指してそう言うらしいよ、 ってぇか、太宰治だっ…

第十三話 もうアカンかも

病状は最近悪化の一途。このままではボクが仕事を辞める日が訪れるのは必至。眠れないのだ。 インソムニア。 不眠症の恐ろしいところは昼間に眠くなることだ。結局、目を開けていられないほどの眠気で午前中のボクは机の上で睡魔と闘い、エネルギーの80%を…

物語は・・・

物語が機能しなくなる。 今ボクが吐いた唾だって、ゲームセンターの電球だって、いつかは滅びさる運命にある。 これは間違いない。 そしてボクは実際にいくつかの物語を機能させなくさせたことだってある。 またいくつかの物語に絶望させられて、そしてまた…

桜の咲く頃に、うなぎ

彼女と初めて食べた料理はうなぎだった。 なぜうなぎだったかというと、そこが上野で、手ごろな値段で食べられる“我々にとって”初デートに相応しい飯は、うなぎ位なものだったからであるというのが、ボクの意見だ。ボクは今でもそう信じているが―――― あの年…