Poko again!

再び三度ポコ参上でボクの私生活は、堵っと忙しくなった。
それは不条理と呼ぶに差し支えない間断なさで襲い掛かってきて、あっと言う間にボクをひと飲みにし、ボクは以来、思い出の海の底に引きずり込まれたままだ。

柔らかい6月の晴れ間と三鷹のアパート。ハーゲンダッツ事件。パパウォッシュ・・・。

すべてが黄金色に輝いていたあの頃が絶え間なくボクを襲った。その間、ボクはじっと枕に顔を押し付けて、両手でしっかりと耳を塞いだ。そして考えた。

考えた・・・。考えている。

未だに考えているんだ。