自由律俳句

気がつくと工場員はいつもどこかで自由律俳句を読んでいる自分に気がついた。
放哉や山頭火などの作品を読み散らかした後に必定、大橋裸木にたどり着いた。
そこまでの時間約3日。三ヶ月の余命という都合を鑑みても、まあ結構早いほうだと思う。

それはつまり「陽へ病む」であり、最短であるということだったのだ要諦。


つづく