独飲

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本日訳あって外泊。
セカンドハウス(なんて立派なものじゃないですが)の近くで夕食す。

一品一品が小憎い店。といっても、焼き鳥屋さん。
8人座れば満員のカウンターで、紙のおしぼりでは、もちろんない。
えらい寒かったのでいきなり熱燗。
出てきた突き出しは奴。冷えかな、と箸を刺せば柔らかい湯気が。ポン酢と鰹節がたっぷりとかかっている。

きちんとしたレストランの食事も好きですが、こういう店を知ってると、ホントに落ち着きます。

隣では《社長》と呼ばれてる小綺麗な格好をしたおじさんが友人と小綺麗に飲んでいる。
ちょっと酔ったのか言葉がうまくでない。…「んでね、俺は最近あれをやりたいと思ってるのよ…ほら…ほら、あれあれだよ、あの…!!年賀状っ!……じゃなかった。あの、あれ、餅つき!そうそう餅つきをさあ…」

と、ここでやっと皮が焼き上がる。
「焼けるのに時間がかかるんだよね」60近い主人が笑顔でいう。写真1

簡単なんだけど、なかなかやってるところがない、自家製の塩辛を食べながら、越乃寒梅、久保田と冷酒を飲む…。



夜は続く。