疲弊し切った月曜の工場員

なんとか終電は交わしたものの、こんな時間に帰宅とあっては如何な工場員と雖も調子を崩すであろう。残業時間は月ごとに増えて行き先月は130時間を越えた。おまけに慣れない海外出張が続き一月も日本を空けるものだから帰って友人達との距離は広まるばかりでプライベートにも支障をきたしつつある。家族にも久しくあっておらず遠方に住む友人から久方ぶりに届いたメールにも返信ができていない。たしかに仕事があっての人付き合いでありレジャーであるのだがこうなってくると楽観もしていられないので、なんとかかんとか口実を作って休まないと、と工場員はあんかけ五目ラーメンを食べながら思案した次第であり、明日の朝6時に起床してまた飛行機に乗って国内出張に行くのやだなあって。