はりゃりゃ、残念である。
何がって「村上春樹氏残念、ノーベル文学賞逃す」の報。
マスコミがこれほど騒いだのだから（とりわけ報知は）、氏はさぞ疲れたのではないだろうか。
お疲れさまです、と言いたい。
不謹慎な話だけど、落選の報を受けて妙な期待感を覚えた。
ひょっとして次回作の環境がガラリと変わるのではないかと。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が
「羊を巡る冒険」とはまったく毛並みの違う閉鎖的環境を舞台としていたことや、
「アフターダーク」が映画的手法で書かれていたことを考えると、
映画撮るかも、と淡い期待をしてしまいました。
村上春樹監督作品。
見てみたいような、ものすごく見たくないような、複雑な心境です。
