人々が恐ろしいスピードで成長している最中、ボクは一人部屋に閉じこもって
自分を見つめている。
暗い作業には違いないけれど、トラウマや種の保存論ですべてを片付けてしまえるほど
楽観的でも合理的でもないから仕方がない。
いまは、間違ったことを間違っているとわかっていて犯せる勇気が必要なのだ。
だから部屋に引きこもり、人に迷惑を掛け、あらゆる物を憎み、物質的快楽に安易に沈み込む。
誰も引き上げてくれなかったら
どーするつもりなの?
君はそんな風に皮肉っぽくボクを嘲るかもしれない。
いや、本当に心配してくれているのかな?
わからないけれど、耽溺の魅力には同意してくれるんじゃないか?
そう信じたい。