クロード・モネについて語る

ほとんど自殺行為とも言えるだろう、ボクが美術論なんて。

美術の歴史なんて欠片も知らない自分が舐めたことにクロード・モネについて語るのである。
正直とても恥ずかしいし、本気でアートをしている人がみたら気分を害するに違いないと心配すらする。

それは本当に恥ずべき行為で、訂正されることばかりだと思うのだけど、少なくともボクはそう思った、ということを書く。

クロード・モネ

まず彼の実験は「プールヴィルの海岸、夕日」から始まっている。
この斜め45度位から視線を合わせると遠近感がでてくる手法は
わざとかわざとじゃないか知らないけれど「憧憬」という言葉をボクに残した。

1886年、「日傘を差す女」や「オランダのチューリップ畑」を描く頃にはモネの目に目指すべき星の位置が映っていたに違いない。
そしてモネの美への足並みはゆっくりと「ポール=ヴィエのセーヌ河、夕暮れの効果」で結実している
ように見える。

とりあえず恥ずかしいのでここまで。