松原が狭い玄関をくぐると、管理人の長谷川は震えだした。私はそれを目の前で見ていたから知っている。 「もうだめよ~。地球が・・・地球が壊れる・・・」 「何やっとんねん」松原は長谷川の胸倉をつかむと、次の瞬間ゆっくりと抱きしめた。「何やっとんね…
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